貨物軽自動車を使った自由な働き方をする方法
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隙間時間を使った働き方として最近では、『Uber EATS』などが知られていますね。
Uber EATSは、自転車で飲食店から個人の自宅までの間で荷物を運んでいる姿を見かけることが増えてきました。
更に、運送業界の人手不足から『PickGo』や『Amazon Flex』といった、貨物車を持った個人が車で荷物を運ぶというのも最近行われているそう。
今回は、『PickGo』や『Amazon Flex』等で登録が必須になっている貨物軽自動車運送事業の届け出に関しての登録方法などを説明していきます。
そもそも貨物軽自動車とは
今回、『PickGo』や『Amazon Flex』を利用する目的の場合は、ナンバープレートの分類番号「4」かつ黒ナンバー(運送事業用)である必要があります。
分類番号に関しては以下で詳しく説明されています。
4ナンバーには「小型貨物車(白ナンバー)」と「軽貨物車(黄色ナンバー)」に分かれます。
詳細はコチラ(https://www.kuruma-sateim.com/tax-cost/1-4-number/)
そして、軽貨物車の中で、黒ナンバー(運送事業用)として登録したものを『貨物軽自動車』いいます。
軽自動車といえば、黄色のナンバープレートに黒の文字を書いているのが主流です。
コチラは家庭用の軽自動車ですね。
黒ナンバー(貨物軽自動車)のナンバープレートを取得する方法
黒ナンバーに関しては、準備物がそろっていれば1日で取得が可能です。
元々軽自動車を持っている方は、案外簡単そうですね。
ナンバーの取得にかかる手間・準備物
- 貨物軽自動車運送事業経営届出書」(提出用・控え用の計2部)
- 運賃料金表(提出用・控え用の計2部)
- 事業用自動車等連絡書
- 車検証(新車の場合は、車台番号が確認できる書面(完成検査証など))
軽貨物車と貨物軽自動車の違い
最初の車検日の違い
初回 | 2回目以降 | |
---|---|---|
軽自動車(自家用) | 3年後 | 2年ごと |
軽貨物車(自家用) | 2年後 | 2年ごと |
貨物軽自動車(運送事業用) | 2年後 | 2年ごと |
車検の間隔は車両の種類によって変わります。
元々、自家用車として軽貨物車を持っている場合は黒ナンバー(運送事業用)に変更しても車検の間隔は変化しません。
重量税や軽自動車税などの税金の違い
税金類は黄色ナンバーよりも黒ナンバーの方が安くなります。
差額に関しては、年数やエコカー減税などよって変わります。
任意保険料が高くなる
一般の乗用車と比べ、お仕事として使用する運送事業用の車は走行距離が長くなります。
そのため、任意保険は必然と上がってしまうそうです。
しかもその金額は、年間ですがかなり上がってきます。
(私が軽バンを軽貨物車から運送事業用車の黒ナンバーに変更する場合は、59,160円⇒137,590円になりました。)
1年で約7万円上がるのとなると、少し痛手にはなりますね…。
自賠責保険料
自賠責保険の料金に関しては、軽貨物車と貨物軽自動車の変化はないみたいですね。
さいごに
少し手続きが面倒かもしれませんが、準備さえしていれば1日でできるものです。
また、黒ナンバー(貨物軽自動車)にした場合は任意保険料が高くなる一方税金が安くなります。
(任意保険は結構高くなりますが・・・。)その差額を埋められるほど働ける、かつ軽自動車を元々所有しているのならかなりお手軽に始められるお仕事です。
様々な働き方がある中で、軽自動車を所有している方なら副業として始めてみるのも良いかもしれませんね!